SNSや洋楽の歌詞で見かける「repping」という言葉。
「レップ?なんかかっこいいけど意味は…?」と感じたことありませんか?
実はこれ、英語の “representing” の略で、「〇〇を代表している」「応援してる」「誇りに思ってる」といった意味のスラングなんです。
この記事では、「repping」の語源や正しい使い方、ヒップホップやファッション文化との関係、日本語訳のニュアンスなどを詳しく解説していきます。
この記事を読み終えるころには、あなたも自然に “I’m repping Tokyo!” なんて言えるようになってるかも…?
目次[表示]
「repping」とは?意味と語源
「repping(レッピング)」は、日常英会話やSNS、音楽の歌詞などでよく目にするスラングのひとつです。
意味としてはズバリ、「代表する」「代弁する」「アピールする」というニュアンスがあります。
もともとは英単語の “representing”(リプレゼンティング)の省略形で、語源は英語の "represent"(〜を表す・代表する)から来ています。
つまり、「自分が何を支持しているか」「どのチーム・地域・ブランドを背負っているか」を表すときに使われる言葉なんです。
たとえば「I'm repping Tokyo today.」と言えば、「今日は東京を代表してるぜ!」みたいな感覚。ちょっとイキってるけど、なんかカッコいいですよね(笑)
「repping」は何の略?
英語のスラングって略語が多くてややこしい…でも、「repping」はわかりやすい部類です。
これは“representing”の略。音的に言えば「レプレゼンティング」→「レップ」→「レッピング」みたいな感じです。
元の形「representing」は現在進行形で、「今まさに何かを代表している状態」を表します。
つまり、reppingも進行形のニュアンスを保ったまま、カジュアルで親しみやすくなった形なんですね。
この略し方は、ラップやストリートカルチャーで自然に使われるようになって広まりました。
ちょっとチャラそうに聞こえるかもですが、英語圏では普通に使われてる便利ワードなんです!
reppingの発音と読み方
日本語で書くと「レッピング」や「レッピン」など色々見かけますが、英語ネイティブの発音に近いのは…
👉 レッピン(/ˈrɛpɪŋ/)
です! 「r」の音は舌を巻きながら軽く、「ping」の部分は「ピン」ではなく「ピンッ!」って感じで、鼻に抜けるようなイメージで発音されます。
カタカナでは完全に再現できませんが、リズム重視で発音すると英語っぽくなりますよ。
たとえば、「He’s repping his team like a boss.」なんて言えば、「彼は自分のチームを全力で代表してるぜ」みたいなニュアンスになります。
ラップやアーティストのMCなんかでもよく出てくるフレーズなので、耳で覚えるのもおすすめです♪
英語圏でのreppingの使われ方
英語圏では「repping」はとても自然に使われる表現で、特にヒップホップ文化や若者言葉の中で頻出です。
たとえばアーティストがインタビューで「I'm repping my hometown(地元を代表してるよ)」なんて言ったり、ファッションインフルエンサーが「Repping this brand all day(今日はこのブランド推し!)」と投稿したり。
つまり、英語圏での使い方にはこんな特徴があります:
- 応援・支持しているものを表明する
- 所属先やアイデンティティを誇る
- ブランドやカルチャーをアピールする
また、「repping」は少し“イケてる雰囲気”を出したい時にも使われがちなので、ポジティブで自信ある表現として認識されていることが多いです。
reppingの日本語訳はどうなる?
日本語で「repping」にぴったり当てはまる言葉は、ちょっと探すのが難しいのが正直なところ。でも、文脈によってうまく訳せばこうなります:
- 代表する/背負っている
- 応援してる/アピールしてる
- 推してる/熱愛してる
たとえば、「I’m repping my team.」なら「自分のチームを代表している」、
「She’s repping Nike head to toe.」なら「彼女は全身ナイキでキメてる(=ナイキ愛がすごい)」みたいなニュアンスになります。
つまり、「どこに属しているか」や「何を誇りに思っているか」を、**ファッションや言動で“表現してる状態”**ってこと。
日本語にする時は“推し文化”を想像するとちょっと近くなりますね!
reppingの例文と使い方
ここでは実際に「repping」を使った英語の例文をご紹介します。
カジュアルなスラングなので、友達同士の会話やSNSにぴったりですよ!
✅ 例文①
He’s repping his high school on the court.
→ 彼はコート上で自分の高校を代表してるよ。
✅ 例文②
I’m repping BTS with this hoodie.
→ このパーカーでBTSをアピールしてるの!
✅ 例文③
She’s always repping her hometown in interviews.
→ 彼女はいつもインタビューで地元の話をしてる。
✅ 例文④
They were repping that brand hard at the event.
→ あのイベントではそのブランドの存在感がすごかった。
使い方としては、「repping + 名詞」が基本形。対象はチーム・ブランド・出身地・アーティストなど、人やモノなんでもOKです!
「好き」とか「誇りに思ってる」って気持ちをカジュアルに伝えるときに大活躍の単語なんですね♪
reppingはスラング?正式な英語?
「repping」って英語の授業では習わないし、スラングっぽい…?と思った方、鋭いです!
結論から言うと、reppingはカジュアルなスラング表現です。
もともとは “representing” の短縮形なので文法的には変化形の一種ではあるのですが、フォーマルな場面ではまず使いません。
たとえば、就職面接やビジネスのプレゼンで
✕「I’m repping your company!」なんて言うと、かなり浮いてしまいます(笑)
ただ、口語やSNS、音楽やストリートカルチャーでは超定番ワードとして使われていて、特に若者やアーティストの間で定着しています。
つまり、「repping」は“使うシーンを選ぶ”タイプの英語。TPOに合わせて使いこなせれば、あなたも一歩上の英語スピーカーです!
ヒップホップ文化とreppingの関係
「repping」と聞いてピンとくる人の中には、ヒップホップ好きも多いのではないでしょうか?
実はこの言葉、ヒップホップ文化と深~く関わりがあるんです。
ヒップホップでは、出身地・所属クルー・信念などを“表現し、誇示する”のが大きなテーマ。
この「自分が何者かを示す」行為を端的に表すのが「repping」なんです。
たとえばラップの歌詞でこんな使い方がよくあります:
- “Repping the west side”(西海岸を代表してるぜ)
- “Still repping my block”(今も地元を背負ってる)
このように、repping=アイデンティティの表明として機能しているわけですね。
だからこそ、この言葉には“自己主張”や“誇り”の意味も強く込められているんです。
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「今日のコーデ、repping感すごい!」
そんな風に言われたら、それはあなたのファッションが何かを強く主張している証拠です(笑)
ファッションの世界では、「repping」はブランドやカルチャーを体現する着こなしを指すことがあります。
たとえば:
- 全身NIKE →「Nikeをreppingしてるね」
- 推しカラー全開コーデ →「〇〇推しreppingしてる!」
- ストリート系+チェーン+スニーカー →「完全にヒップホップrepping」
このように、ただの服ではなく、「服=自己表現のツール」としての意味を持つスタイルがreppingなんです。
SNSやイベントでも「#repping〜」というタグを見かけることがありますよ♪
つまり、ファッションにおけるreppingは“私はこれが好き!”という気持ちを全力で服で表す”、そんな情熱の言葉なんですね。
SNSでのreppingの使われ方
SNSでは「repping」は自己表現系のタグやキャプションで大活躍。
とくにInstagramやX(旧Twitter)などでは、こんな感じで使われています:
- #reppingMyCity(地元を推してる!)
- Just repping my team 🏀(チームのユニ着てアピール中)
- Repping BTS today💜(BTSファンコーデで出かけた日)
ハッシュタグにすると「私はこれが好き!」「これを誇ってるよ!」という意味が伝わりやすく、“推し活”や“ファン表明”にもぴったりなんです。
また、海外インフルエンサーがブランドとのタイアップ投稿で「repping XX」と書いていたら、そのブランドのアンバサダー的立ち位置をアピールしていることもありますよ。
SNSでのreppingは、まさに**“自分を語るひとこと”**なんですね♪
reppingとrepresentの違い
「reppingってrepresentの略って言ってたけど、じゃあどう違うの?」と疑問に思ったあなた、ナイス視点です!
結論からいうと…
- represent:フォーマル/書き言葉にも使える標準英語
- repping:カジュアル/スラング寄りの言い方
たとえば:
- ✔️ I represent my school at the conference.
→ 学会で学校を代表します(フォーマル) - ✔️ I'm repping my school at the game.
→ 試合では俺が学校の看板だぜ(カジュアル)
このように、両者は意味としてはほぼ同じですが、使う場面のトーンや雰囲気が違うんですね。
つまり、reppingは「砕けた“代表してる”」って感じのニュアンスがあるんです。
reppingはネガティブな意味で使う?
ご安心ください、基本的にreppingはポジティブな言葉です!
「代表する」「推してる」「応援してる」という前向きな意味で使われるのがほとんどで、ネガティブな場面での使用はめったにありません。
むしろ、「誇りを持って何かを背負う」ニュアンスがあるため、褒め言葉や自己肯定のメッセージとして使われるケースが多いです。
ただし、皮肉っぽく「彼、悪名をreppingしてるね(笑)」みたいな使い方をされることもゼロではないので、文脈には少し注意が必要です。
でも基本は前向きなので安心して使えますよ♪
reppingを使うときの注意点
最後に、「repping」を使う時に気をつけたいポイントをまとめておきます。
✅ 注意点
- フォーマルな場面では避ける:ビジネスや学校の提出物にはNG
- スペルミスに注意:「repping」はpが2つ!
- 文脈を読み取って使う:誰かの文化や出身地に絡めるときは配慮を忘れずに
- 一部の世代・国では通じにくいことも:日本ではまだ浸透率低め
また、「I'm repping〜」を多用しすぎると“イキってる感”が出てしまうので、カジュアルな投稿やラフな会話でさらっと使うのがコツです♪
✅ まとめ
「repping」は “representing” の略語で、誰か・何かを代表したり、応援・推しを表現するスラングです。
ヒップホップやファッション、SNSで多く使われ、ポジティブで誇りある自己表現を意味します。
- 英語圏では「地域・ブランド・チーム」などを代表する意味で使用
- 正式な場面では「represent」を使う方が無難
- ファッションやSNSでは「私はこれが好き!」という強い主張を表現
- 日本語訳では「推してる」「誇ってる」などのニュアンスが近い
- 基本はポジティブな意味で使われるが、使いどころに配慮が必要
略語なのに奥が深い…repping、恐るべしです!
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最後までご覧いただきありがとうございました。