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【5年生算数】正五角形の書き方を世界一わかりやすく!ズレないコツと計算式

「お母さーん!正五角形がどうしてもズレるんだけど!」

夕飯の準備で忙しい時間、リビングから聞こえてくる半泣きの声。

教科書を見ても、なんだか難しそうな図と数字が並んでいて、教える方も正直しんどいですよね。

「分度器とコンパス、どっちを先に使うんだっけ?」

「そもそも、なんで72度なの?」

そんな疑問を抱えたまま作図を始めると、最後の一辺がどうしても重ならず、いびつな五角形になってしまいがちです。

実は、正五角形の作図には**「絶対に失敗しないための合言葉」と、「ほんの少しの道具のコツ」**があるんです。

文部科学省の学習指導要領でも、5年生で「円を使って正多角形を書くこと」が重要な目標として掲げられています。

この記事では、算数が苦手なお子さんでも、たった3分で「完璧に美しい正五角形」が書ける手順を、シニア教育アドバイザーの視点でどこよりも詳しく解説します。

  • この記事を読むと…
  • 100点満点がもらえる「正しい作図の手順」がわかる。
  • 最後がズレてしまう「イライラ」から解放される。
  • 「360÷5=72」の本当の意味がスッキリ理解できる。

もう、コンパスを持ってフリーズする必要はありません。

読み終わる頃には、お子さんが「見て!きれいに書けたよ!」と笑顔でノートを見せてくれるはずですよ。

1. 【図解】正五角形の書き方を3ステップで完全マスター!

正五角形をきれいに書くためには、手順をバラバラに覚えるのではなく、「3つのステップ」に分けて考えるのが近道です。

小学校の教科書で推奨されている「円の性質を利用した書き方」をマスターしましょう。

準備するもの:コンパス・分度器・定規・尖った鉛筆

作図を始める前に、一番大切なことをお伝えします。

それは**「道具のメンテナンス」**です。

教育現場の調査によると、作図のミスの約7割は「道具の不備」が原因と言われています。

  • コンパス: 針がグラグラしていないか、ネジが緩んでいないか確認!
  • 分度器: 中心に小さな穴や透明な印があるタイプが、ズレを防ぎます。
  • 定規: メモリが削れていない、透明度の高いもの。
  • 尖った鉛筆(最重要): 芯が太いと、それだけで1mmズレてしまいます。HB〜Hの硬めで、キンキンに削ったものを用意しましょう。

準備はできましたか?

道具が整えば、作図の成功率はすでに80%を超えたも同然ですよ。

学校の教科書通り!標準的な作図のプロセス

それでは、ノートに実際に書いてみましょう。

文部科学省の学習指導に準拠した、標準的な3ステップです。

  1. 【ステップ1】コンパスで「円」を書き、中心から真上に1本線を引くまずは好きな大きさで円を書きましょう。その中心(コンパスの針を刺した場所)から、時計の12時の方向に向かって垂直に線を引きます。これがすべての基準となる「スタートライン」です。
  2. 【ステップ2】分度器を使い「72度」の場所に印をつける円の中心に分度器の真ん中を合わせます。スタートラインを「0度」にして、そこから72度のところに鉛筆で小さな点を打ちます。さらに、その点からまた72度……と、合計5つの点を円の上に作っていきます。
  3. 【ステップ3】5つの点を定規で結ぶ円のまわりに並んだ5つの点を、定規でピシッと結んでみてください。ほら、きれいな正五角形が姿を現したはずです!

【プロの算数テクニック】

毎回分度器を動かすとズレやすくなります。

「72度、144度、216度、288度」と、メモリの数字を足し算しながら一度に印をつけてしまうのが、最もズレない裏技です。

2. なぜ72度?正五角形を書くための「計算の秘密」

「正五角形を書くときは72度!」

学校でそう教わっても、理由がわからないとなんだかモヤモヤしますよね。

この数字には、算数のとってもシンプルで美しいルールが隠されているんです。

円の中心の角「360度」を5等分する理由

円を一周ぐるりと回ると、角度は全部で360度ですよね。

正五角形は、5つの辺の長さと、5つの角の大きさがすべて同じ図形です。

つまり、円を「5つの同じ大きさの扇形(ピザのような形)」に切り分けることで作ることができるのです。

$360 \div 5 = 72$ の式を覚えるメリット

算数のテストで「何度ずつ測ればいいですか?」という問題が出ることがあります。

その時の根拠となるのがこの式です。

$$360^\circ \div 5 = 72^\circ$$

この割り算の結果が、分度器で測るべき角度の正体です。

「5角形だから5で割る」という理屈さえわかれば、正六角形(360÷6=60度)や正八角形(360÷8=45度)など、どんな多角形が来ても怖くありません。

3. 最後がズレる人必見!「美しく閉じる」ためのプロのコツ

「やり方は合っているはずなのに、なぜかズレる」

それは、あなたのやり方が間違っているのではなく、**「道具の扱い」**にほんの少しの隙があるだけです。

コンパスの針を刺す「垂直さ」が命

コンパスの針を斜めに刺すと、円を回している間に中心が微妙に動いてしまいます。

針を紙に対して「まっすぐ(垂直)」に立て、頭の部分を軽くつまんで、コンパス自体を進行方向に少しだけ傾けて回すのがコツです。

分度器の「0度線」の重ね方

多くの子供たちが、分度器の中心は合わせても「0度の線(基線)」が微妙に浮いていることがあります。

最初の縦線と、分度器の黒い線が「一本の線に見えるまで」徹底的に重ねてください。

この0.5mmのこだわりが、最後の「ピタッと閉じる快感」を生みます。

4. テストで100点をもらうための最終チェックリスト

作図が終わって「できた!」と安心する前に、次のポイントを確認しましょう。

  • 内角が108度になっているか:正五角形の内側の角はすべて108度です。仕上げに一箇所測ってみましょう。※ちなみに内角の和は $(5-2) \times 180 = 540^\circ$ です。
  • 辺の長さが揃っているか:すべての辺が同じ長さ(例:すべて4.2cmなど)になっているか確認しましょう。
  • 作図の線を消していないか:円や72度の補助線は、あなたが正しく考えた証拠です。消しゴムで消さず、薄く残しておくのがテストの「正解」です。

5. まとめ:正五角形の書き方は「72度」と「丁寧な準備」がすべて

学習塾の統計によると、図形が得意な子ほど「鉛筆を削る」「分度器を慎重に合わせる」といった基本を大切にしています。

  1. 合言葉は「360÷5=72」
  2. 道具は「尖った鉛筆」と「垂直な針」
  3. 補助線は消さずに残す

一度コツを掴んでしまえば、正五角形はあなたの得意分野になります。

サッカーボールの黒い模様を見たとき、「あ、正五角形だ!」と思い出してくれると嬉しいです。

(ちなみに白い部分は正六角形ですよ!)

-親とこども