こんにちは!初孫の女の子が誕生して初めて迎えるひな祭り。おじいちゃん、おばあちゃんにとっては、これほど楽しみで、そしてちょっぴり「気を使う」イベントもありませんよね。
「孫の可愛い笑顔が見たい!」という純粋な気持ちがある一方で、大人の事情として避けて通れないのが「お祝い金」の問題です。特に最近は、昔ながらの慣習を重んじるご家庭もあれば、現代風に合理的にお祝いしたいと考える若い夫婦も増えています。
さらに頭を悩ませるのが「嫁の実家(相手方のご両親)」とのバランスではないでしょうか。「あちらは雛人形を買うらしいけれど、うちは現金をいくら包めばいいの?」「地域によってルールが違うって聞くけど、うちはどうすべき?」そんなふうに、スマホの検索画面を眺めながら溜息をついていませんか?
今回は、2026年現在の最新相場から、地域による風習の違い、嫁の実家と角を立てないためのコミュニケーション術まで、自信を持って「おめでとう」を伝えるための正解を詳しく解説します!
孫のひな祭りお祝い金はいくら包む?【初節句】の最新相場をチェック
さて、まずは基本となる「数字」から見ていきましょう。初節句という一生に一度のイベントにおいて、世間のおじいちゃん、おばあちゃんたちはどれくらいの金額を用意しているのでしょうか。
祖父母からの一般的な金額は「3万円〜10万円」が標準目安
結論から申し上げますと、祖父母から孫への初節句のお祝い金は、3万円から10万円という幅が最も標準的です。しかし、状況によってはこれより上下することも珍しくありません。
例えば、雛人形の購入代金をまるごと負担する場合は、お人形の質や規模に合わせて「10万円〜30万円」という高額になることもあります。一方で、既に別の家でお人形の準備がある場合や、食事代のみを補助するようなケースでは「1万円〜3万円」と控えめに包む層も存在します。大切なのは、これまでの出産祝いなどとのバランスを考え、無理のない範囲で調整することです。
2年目以降のひな祭りはどうする?「5,000円〜1万円」へ変わる相場感
初節句は盛大にお祝いしますが、翌年(2年目)以降のひな祭りはどうすればいいのでしょうか。
2年目以降は、初節句のような高額なお祝いではなく、「お小遣い」に近い感覚で5,000円から1万円程度を包むのが一般的です。あるいは、現金ではなく、孫が好きな可愛らしいケーキを予約して持参したり、春らしいお洋服をプレゼントしたりと、よりカジュアルな形に移行していく家庭がほとんどです。毎年高額を包み続ける必要はありませんので、安心してくださいね。
現金?それとも品物?最近の祖父母に選ばれているお祝いの形
最近の傾向として、現金だけでなく、あえて「形に残るもの」や「体験」を贈るスタイルも人気です。
例えば、現金3万円を包む代わりに、残りの予算で初節句用の可愛いベビー袴を用意してあげるというパターンです。若いママたちの間では、SNS映えするような華やかなアイテムは非常に喜ばれます。また、「品物は好みがあるから」という場合には、百貨店の商品券や子供服ブランドのギフトカードを贈るのも賢い選択です。これなら、パパやママが本当に必要なタイミングで、孫にぴったりのものを選んであげられます。
嫁の実家とのバランスが鍵!「どちらが雛人形を買うか」で変わるお祝い金額
ひな祭りのお祝いで最も「神経を使う」のが、嫁の実家との役割分担です。ここには地域差も関わってきます。
地域差に注意!伝統的な「どちらが用意する?」の慣習を知ろう
「雛人形は母方(嫁側)の実家が用意するもの」という伝統が有名ですが、実は地域によって大きな違いがあるのをご存知でしょうか。
一般的に、**関東では「母方の実家」**が用意する風習が強いですが、**関西では「父方の実家」**が用意するという伝統を持つ地域も少なくありません。現代ではこの区別は薄れつつあり、「両家で折半する」という考え方が主流になっていますが、もしどちらかのご実家が伝統を重んじる地域にお住まいの場合は、事前の確認が不可欠です。「うちは父方だから関係ない」と思い込むのは、今の時代少しリスクがあるかもしれません。
嫁の実家が雛人形を購入済みの場合、自分の家が包むべき金額の目安
もし、嫁の実家が既に立派な雛人形を購入している場合、こちら側(夫側の実家)はどう動くのが正解でしょうか。
この場合、嫁の実家がかけた金額に対して、失礼のない程度の額を現金で包むのがスマートです。あちらが15万円〜20万円の人形を買ったなら、こちらは「お祝い金」として5万円〜10万円程度を包むのが一つの目安です。もし「多すぎて相手に気を使わせるかも」と心配な場合は、現金を3万円程度に抑え、当日の食事代や写真撮影代を負担する形でバランスを取るのも、非常に喜ばれる配慮です。
トラブル回避!「折半」や「一方が人形、一方が現金」という賢い役割分担
最近の理想的な形は、両家が「合計でいくら出すか」を事前に決めてしまうパターンです。
例えば、全体予算を20万円と設定し、嫁の実家が10万円出して雛人形を購入、夫側の実家が10万円を出してお祝い金と食事代に充てる、というやり方です。これなら不公平感はゼロですし、息子夫婦も両方の親に感謝しやすくなります。息子さんに間に入ってもらい、「あちらのご両親はどうされる予定かな?」と、低姿勢で相談を持ちかけるのが、トラブルを未然に防ぐ最大のコツです。
嫁の実家に角を立てない!失礼にならないためのコミュニケーション術
「お祝い」というおめでたい席で、わざわざ波風を立てたい人はいませんよね。でも、ちょっとした言葉のすれ違いが大きな誤解を生むこともあります。
息子夫婦を通じて確認したい「相手の実家の意向」と「予算感」
直接、嫁のご両親に電話をして「いくら包みますか?」と聞くのは、さすがにぶしつけです。そこで、息子さんの出番です。
息子さんには、「お嫁ちゃんの実家の方は、雛人形をどうされるか聞いている?うちはお祝いで力になりたいと思っているけど、あちらの顔を潰したくないから、少し探りを入れてみてほしいんだ」と正直に伝えましょう。息子さんに「相手の出方次第で、こちらの形を調整したい」という意図をしっかり理解してもらうことが重要です。
金額に差が出た場合はどうする?お返し(内祝い)を考慮した配慮のコツ
もし結果的に、嫁の実家と自分の家で金額に大きな差が出てしまったらどうすればよいでしょうか。
例えば、こちらが10万円包んだのに、あちらが3万円だった、という場合です。このとき、優越感を見せるのは厳禁です。むしろ、息子夫婦に対して「内祝い(お返し)は、あちらのご両親には多めにお返ししてあげてね。うちは身内だから、お返しは気にしなくていいよ」と伝えておくのが、真の「配慮できる大人」です。相手の家を立てることで、お嫁さんも「このお義父さん、お義母さんは優しいな」と安心し、結果として良好な親戚関係が築けます。
「あちらの家は…」は禁句!両家が気持ちよくお祝いするための心構え
会話の中で、「あちらのご実家はこれくらいしかしてくれないの?」といった比較は絶対に避けましょう。こうした愚痴は巡り巡ってお嫁さんの耳に入ります。お嫁さんにとって、実家の両親を悪く言われるのは自分を否定されるより辛いことです。両家の考え方や経済状況は違って当たり前、という広い心を持ち、笑顔で当日を迎えましょう。
雛人形がいらないと言われたら?お祝い金の代わりになる喜ばれるギフト
最近の住宅事情により、「大きな雛人形は置く場所がないからいりません」と言われるケースも増えています。そんなとき、現金を渡す以外にどんなお祝いの方法があるでしょうか。
アパート暮らしの孫へ!「フォトスタジオの記念写真撮影代」をプレゼント
「物は増やしたくないけれど、思い出は残したい」という現代のパパ・ママに最も喜ばれるのが、フォトスタジオでの記念撮影代の負担です。
撮影代、衣装代、アルバム代を合わせると、5万円から10万円くらいかかることも珍しくありません。この代金を「お祝い金」としてプレゼントしてあげれば、実用的なだけでなく、非常に気の利いたお祝いになります。後日、完成した写真やアルバムを見せてもらう楽しみも増えますね。
家族全員の思い出に!ホテルや料亭での「初節句のお食事代」を負担する
お祝いの日には、両家が集まって食事会をすることも多いでしょう。その際の食事代を、夫側の実家(あるいはその逆)が全額負担するというのも、非常に立派なお祝いの形です。
ホテルのランチや料亭の会席などは、大人数だとまとまった金額になります。「当日の食事代は私たちが持つから、好きなところを選んでね」と伝えておけば、息子夫婦も気兼ねなく素敵なお店を予約でき、家族全員で笑い合う最高のプレゼントになります。
長く使える実用性を!ベビー用品や将来のための「教育資金」として渡す
「今すぐ必要なものはない」と言われたら、将来のために現金を「ジュニアNISA」や「教育資金の積み立て」として渡すというスタイルも今の時代にはアリです。
「これは将来孫ちゃんが幼稚園や小学校に入るときに使ってね」と添えて渡しましょう。おもちゃやお洋服はいつかサイズアウトしてしまいますが、将来の教育費としてのプレゼントは、親としてこれほど心強いものはありません。
恥をかかないためのマナー!ひな祭りお祝い金の熨斗(のし)と渡し方
さて、金額や内容が決まったら、最後は「渡し方」です。マナーを抑えて、より丁寧にお祝いを届けましょう。
水引は「紅白の蝶結び」!のし袋の伝統的な書き方
ひな祭りのお祝いは、何度あっても嬉しい慶事ですから、水引は「紅白の蝶結び(花結び)」を選びます。
のし袋の下段(名前)の書き方には伝統的なマナーがあります。夫婦連名の場合、右側に夫のフルネームを書き、その左隣に妻の名前のみを書くのが正式な形です(名字は夫の側だけにあり、妻の名字の部分は空ける形です)。ただし、最近では夫婦それぞれフルネームで並べる書き方も一般的になっています。字に自信がない場合は、百貨店などの筆耕サービスを利用すると、非常に綺麗な仕上がりになります。
お祝いを渡すベストなタイミングは?
お祝いを渡すタイミングは、ひな祭りの1ヶ月前から、遅くとも1週間前までには届くようにしましょう。特にお祝金でお人形を買う予定がある場合は、早めに渡してあげた方が息子夫婦も計画が立てやすくなります。当日のお食事会で渡す場合は、そのままではなく必ず袱紗(ふくさ)に包んで持参するのがスマートなマナーです。
遠方の場合は?現金書留で送る際の添え状と喜ばれる一工夫
直接会えない場合は現金書留で送ります。このとき、現金だけでなく、必ず孫の成長を願うメッセージを一筆添えてください。「直接お祝いを言えなくて残念だけど、孫ちゃんの喜ぶものを買ってあげてね」といった言葉があるだけで、受け取る側の印象は180度変わります。ちょっとしたお菓子を同封するのも素敵な心遣いです。
まとめ:金額よりも「孫を想う気持ち」が伝わるひな祭りに
ここまで、孫のひな祭りお祝い金に関する相場やマナー、嫁の実家との付き合い方について見てきました。
両家のバランスよりも「息子夫婦の希望」を最優先に考えよう
最終的に一番大切にすべきなのは「息子夫婦はどうしたいのか」という点です。「昔はこうだった」というこだわりを一度捨てて、「今のあなたたちにとって、どんなお祝いが一番助かる?」と耳を傾けてあげることが、最高のお祝いに繋がります。
笑顔で初節句を迎えるためのチェックリスト
- 相場は3万円〜10万円(人形代を含むなら30万円まで)。
- 地域性(関東は母方、関西は父方など)を確認する。
- 嫁の実家の意向は、息子さんを通じてさりげなく確認する。
- のしの下段は、右に夫のフルネーム、左に妻の名前を書く。
- 現金だけでなく、撮影代や食事代などの負担も検討する。
あなたが心を込めて選んだ形であれば、それは間違いなく最高のプレゼントになります。今年のひな祭りが、あなたとご家族全員にとって、春の日差しのように温かく笑顔あふれる素晴らしい一日になりますように!
