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【例文付き】連絡帳の書き方|トイトレ中の伝え方と先生に伝わるコツ

「トイレ、行く?」と聞くたびに「イヤ!」と返される毎日。
家ではうまくいく日もあれば、園では全く行きたがらない…。そんな“トイトレ中あるある”に頭を抱えていませんか?

頑張っているのに、先生にどう伝えればいいのか分からず、連絡帳を書く手が止まってしまう——そんなママ・パパの姿をたくさん見てきました。

でも大丈夫です。ちょっとした言葉の選び方や伝え方を変えるだけで、先生とのやりとりがぐっとスムーズになり、子どもも安心してトイレに向かうようになります。園と家庭が同じ方向を向けば、「トイレできた!」の笑顔がどんどん増えていきますよ。

この記事では、「連絡帳 書き方 トイトレ中の伝え方」で悩む保護者の方に向けて、先生に伝わる文例と、前向きに書くためのコツを具体的に紹介します。今日から、連絡帳が“悩み”ではなく“味方”になるはずです。

トイトレ中の連絡帳、なぜ「書き方」が大事なの?

トイレトレーニング、いわゆる「トイトレ」は、子どもの成長を感じる一方で、保護者にとっても試行錯誤の連続ですよね。そんな日々の中で欠かせないのが、保育園や幼稚園との「連絡帳」です。家庭でのトイトレの様子を伝えることで、園と家が同じ方向を向いてサポートできるようになります。

園と家庭での一貫性を保つための情報共有

トイトレの進み具合は、子どもによってまったく違います。ある日は成功しても、次の日は全くトイレに行きたがらない、なんてことも珍しくありません。こうした日々の変化を先生と共有することで、園でも家庭と同じ声かけや対応ができ、子どもが混乱せずに安心してトイトレに取り組めるようになります。

たとえば、家では「おしっこ出たらスッキリするね」と声をかけているのに、園では「頑張ってトイレ行こう!」と励ますだけだと、子どもが「どっちが正しいの?」と感じてしまうことも。連絡帳で小さな様子を伝えることで、園と家庭の足並みをそろえられるのです。

先生が読み取りやすい文面の特徴

先生たちは、毎日たくさんの子どもの連絡帳を読んでいます。長文で状況を説明されるよりも、「今日は午前中に一度成功しました」「トイレを嫌がりましたが、おしっこが出た後は笑顔でした」など、短くても具体的な表現のほうが伝わりやすいのです。

また、ネガティブな言い方を避け、「失敗しました」ではなく「まだうまくいかない時もありますが、少しずつ慣れてきています」と書くことで、先生にも前向きな印象を与えます。

トイトレ中は「少しの変化」も伝えることが大切

トイレに行こうとする様子が見られた、トイレを嫌がらなくなったなど、たとえ成功していなくても大きな進歩です。先生はこうした小さな変化を知ることで、園での対応を柔軟に変えることができます。連絡帳は、子どもの“今”を共有するための小さな日記のようなもの。書くことに迷ったら、「昨日と少し違ったこと」を一言添えるだけでも十分です。

基本ルール3つ|先生に伝わるトイトレ中の書き方

ポジティブに書く(「失敗」ではなく「挑戦中」)

トイトレ中は、うまくいかない日も多いもの。でも、連絡帳に「今日も失敗しました」とだけ書くと、読んだ先生も少し心配になってしまいますよね。そんなときは、「今日はまだトイレに行けませんでしたが、『トイレ行く?』と聞くと少し考えるようになりました」と書くと、前向きな印象になります。

「できなかった」よりも「挑戦している」「少しずつ慣れてきた」といった言葉を選ぶだけで、先生との信頼関係もぐっと良くなります。

状況を具体的に書く(時間・回数・反応)

たとえば「今日はトイレを頑張りました」だけでは、先生はどのように頑張ったのか分かりません。より具体的に「朝ごはんの後に一度トイレに行き、補助便座に座れました。出なかったけれど嫌がりませんでした」と書くと、園での対応の参考になります。

先生は家庭での様子をもとに、どのタイミングでトイレに誘うか、どんな声かけをすればいいかを判断しています。回数や時間帯、子どもの表情など、小さな情報がとても貴重なのです。

短くてもOK!「一言」で伝わる工夫

忙しい朝、丁寧に書く時間がない日もありますよね。そんなときは、一言だけでも構いません。「今日は朝に1回成功!」「少しトイレを嫌がっています」など、簡潔に書くだけでも十分です。先生は「継続して見てくれているんだな」と感じ、子どものサポートがしやすくなります。

状況別|トイトレ中の連絡帳文例集【そのまま使える】

成功した日の書き方例

「今朝、補助便座で初めておしっこができました!とても嬉しそうにしていました。」

「トイレで成功しました。『先生にも言う!』と笑顔で話していました。」

「今日はトイレで2回成功。声かけにもすぐ反応してくれました。」

成功した日は、子どもの喜びや達成感を一緒に伝えると、先生も共に喜んでくれます。

失敗が多い日の書き方例

「今日はトイレを嫌がって、結局おむつでしてしまいました。でも、おしっこの後に『出た!』と教えてくれました。」

「何度かトイレに誘いましたが、行きたがりませんでした。無理せず声かけを続けています。」

「失敗が続いていますが、パンツをはくことには慣れてきました。」

失敗しても、成長の一部として前向きに書くことがポイントです。

トイレを嫌がる日の書き方例

「今日はトイレの声かけをすると泣いてしまいました。無理せず見守っています。」

「昨日までは座れていたのに、今日は拒否気味です。少し様子を見ようと思います。」

「トイレの雰囲気を怖がるようなので、家庭ではドアを開けたまま声かけしています。」

嫌がる日こそ、焦らずに先生と状況を共有することが大切です。

先生が助かる!伝わりやすい表現と気づかいのコツ

先生への感謝を一言添える

「いつも丁寧に対応していただきありがとうございます」「園でもトイトレを見てくださって助かっています」など、感謝の気持ちをひとこと添えるだけで、先生も気持ちよく読めます。お互いに協力し合っているという意識が生まれ、より良い関係を築けます。

家庭での取り組みを簡潔に伝える

「家では寝る前にトイレに誘うようにしています」「ごほうびシールを貼って励ましています」など、家庭での取り組みを一言伝えると、園でも同じ工夫をしてくれることがあります。先生が「おうちでも頑張ってるね」と声をかけやすくなり、子どものやる気にもつながります。

「お願い・相談」も柔らかく伝える方法

「園ではどんなタイミングで誘ってくださっていますか?」「家庭でも同じ声かけをしたいので、アドバイスをいただけると嬉しいです」といった言い方なら、お願いや相談もやわらかい印象になります。命令口調や一方的な伝え方は避け、協力をお願いする形にすると良いでしょう。

書き方NG例|誤解を招く・伝わりにくい表現とは

責任を押しつけるような書き方

「家ではできているのに園ではしてくれません」など、比較や責任を感じさせる表現は避けましょう。先生を責めているように受け取られてしまうことがあります。「家ではできることもありますが、園では緊張しているのかも」と添えると、前向きに伝わります。

曖昧な表現(「まあまあ」「ぼちぼち」など)

「まあまあ」「そこそこ」などのあいまいな言葉は、先生が判断しにくいものです。「今日は3回誘って、1回座れました」「トイレの声かけに少し反応しました」など、数字や具体的な行動を書くと、ぐっと伝わりやすくなります。

感情的すぎる表現

「もう限界です」「全然できません」など、感情的すぎる書き方は避けたほうが無難です。先生も「どう返せばいいのだろう」と困ってしまいます。代わりに「焦らず見守っています」「アドバイスをいただけると助かります」といった穏やかな表現に変えるとよいでしょう。

コピペOK!トイトレ中の連絡帳テンプレート5選

成功・失敗混ざりの日用

「今日は朝に1回成功し、その後はおむつでしました。少しずつタイミングがつかめてきているようです。」

トイレ拒否中の日用

「今日はトイレの声かけに反応せず、行くのを嫌がっていました。無理せず少しずつ慣らしていこうと思います。」

家での取り組み報告用

「家庭では寝る前にトイレに座る習慣を続けています。園でも同じタイミングで誘っていただけると嬉しいです。」

朝忙しい日の一言テンプレ

「今日は少しトイレを嫌がっていました」「朝に1回成功しました」など、短くてもOKです。

感謝を込めた日用

「いつもトイトレのサポートありがとうございます。おかげで少しずつ慣れてきています。」

家と園でトイトレをスムーズに進めるためのコツ

同じ声かけ・ルールで安心感をつくる

子どもは、言葉やルールが一貫していると安心します。家と園で同じ声かけ(「おしっこ出るかな?」など)を使うことで、混乱せずに理解しやすくなります。連絡帳を通して「家ではこう言っています」と共有しておくと良いでしょう。

先生との情報交換のタイミングを決める

トイトレ中は変化が多いため、連絡帳だけでなく、送り迎えのタイミングで一言伝えるのもおすすめです。「今日は少し嫌がってました」など、口頭でも短く伝えることで、先生との連携がよりスムーズになります。

焦らず「できたね!」を積み重ねよう

トイトレは、焦らずに続けることが一番の近道です。失敗しても、それは学びの途中。できたときはたくさん褒めて、自信を育ててあげましょう。連絡帳も「できた瞬間」を記録する宝物のような存在です。親も先生も、子どもの小さな成長を一緒に喜べる時間を大切にしたいですね。

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