「みりんと砂糖って、結局どちらが良いの?」と迷ったことはありませんか。
どちらも料理に甘みを足す調味料なので、同じように見えますよね。
でも実は、みりんと砂糖では役割が少し違います。
砂糖は、甘さをはっきり出したいときに便利です。
一方で、みりんは甘みだけでなく、照りやコク、風味を加えたいときに向いています。
さらに「砂糖とみりんはどっちが太る?」「みりんには砂糖が入ってるの?」「みりんは砂糖だけで代用できる?」という疑問もよくあります。
この記事では、みりんと砂糖の違いを、料理の仕上がり・太りやすさ・代用のしやすさという視点から、わかりやすく解説します。
みりんと砂糖はどちらが良い?まず結論から解説

料理の仕上がりを重視するならみりんがおすすめ
料理の仕上がりを重視するなら、みりんを使うのがおすすめです。
みりんは甘みをつけるだけでなく、料理に照りやツヤを出し、味をまろやかに整えてくれます。
たとえば、照り焼きや煮物にみりんを入れると、見た目がつやっとして、味にも深みが出やすくなります。
私も以前、照り焼きを砂糖だけで作ったことがあります。
味は甘くなったのですが、なんとなく照りが足りず、見た目が少し寂しい仕上がりになりました。
そのあと、みりんを使って作ってみたところ、同じような材料でも「ちゃんと照り焼きっぽい」雰囲気になって、少し助かった気持ちになったのを覚えています。
もちろん、みりんを入れれば必ずおいしくなるというわけではありません。
ただ、和食らしいまろやかさやツヤを出したいときは、砂糖だけよりもみりんの方が向いている場合が多いです。
煮物、照り焼き、魚の煮付けなどには、特に使いやすい調味料といえます。
甘さをはっきり出したいなら砂糖が使いやすい
甘さをしっかり出したいときは、砂糖の方が使いやすいです。
砂糖は甘みがわかりやすく、少量でも味の変化を感じやすい調味料です。
たとえば、卵焼き、すき焼き、甘辛いそぼろ、きんぴらなど、はっきりした甘さを出したい料理には砂糖が向いています。
みりんにも甘みはありますが、砂糖ほどストレートな甘さではありません。
そのため、「もう少し甘くしたい」と思ったときに、みりんだけで調整すると水分や風味も変わりやすくなります。
料理に慣れていないうちは、砂糖の方が味の調整をしやすいと感じる人も多いです。
ただし、砂糖は入れすぎると一気に甘くなります。
「少しだけ足すつもりが、思ったより甘くなった」ということもありますよね。
まずは小さじ1杯程度から加えて、味を見ながら調整すると失敗しにくいです。
甘さを主役にしたいなら砂糖。
やさしい甘みや照りを出したいならみりん。
このように考えると、使い分けがしやすくなります。
太りやすさは「どちらを使うか」より「量」が大切
「砂糖とみりんはどっちが太る?」と気になる人も多いと思います。
食品成分データベースでは、本みりんは100gあたり241kcal、上白糖は100gあたり391kcalとされています。
同じ重さで比べると、上白糖の方がカロリーは高めです。
ただし、実際の料理では、砂糖とみりんを同じ重さで使うとは限りません。
砂糖は甘みが強いぶん、少量で味が決まりやすいです。
一方、みりんは液体なので、つい大さじで多めに入れてしまうことがあります。
みりんはなんとなく体にやさしそうなイメージがありますが、糖質やカロリーがない調味料ではありません。
そのため、「みりんなら太らない」と考えてたくさん使うのは注意が必要です。
私も昔は、砂糖を減らしたい気持ちから、煮物にみりんを多めに入れていました。
でも、味が思ったより甘くなり、結局ごはんが進んでしまって「これは本当にヘルシーなのかな?」と感じたことがあります。
ダイエット中や健康を意識している場合は、調味料の種類だけでなく、全体の味付けを薄めにすることも大切です。
みりんも砂糖も、料理をおいしくしてくれる便利な調味料です。
ただし、太りやすさが気になるときは「どちらが正解か」より、「どのくらい使うか」を意識してみてください。
みりんと砂糖の違いは?甘みだけではない役割を比較
砂糖は甘みを直接つける調味料
砂糖は、料理に甘みを直接つけたいときに使いやすい調味料です。
味の変化がわかりやすく、少量でも「甘くなった」と感じやすいのが特徴です。
たとえば、卵焼きやそぼろ、きんぴらごぼうのように、甘辛さをはっきり出したい料理では砂糖が活躍します。
また、砂糖は液体ではないため、料理の水分量を大きく変えにくいというメリットもあります。
煮汁をあまり増やしたくないときや、味をピンポイントで調整したいときにも便利です。
ただし、砂糖は入れすぎると甘さが前に出やすくなります。
少しのつもりで足したのに、全体が甘ったるく感じることもあります。
特に、しょうゆや味噌など濃い味の調味料と合わせると、甘辛さが強くなりやすいです。
砂糖を使うときは、一度にたくさん入れるより、少しずつ足すのがおすすめです。
甘みをしっかり出したい料理には向いていますが、上品なまろやかさを出したい場合は、みりんとの使い分けを考えるとよいでしょう。
みりんは甘み・照り・コク・風味を足す調味料
みりんは、甘みだけでなく、照りやコク、風味を加えたいときに向いている調味料です。
砂糖のようにストレートな甘さではなく、やわらかくまろやかな甘みを出しやすいのが特徴です。
特に、煮物や照り焼き、魚の煮付けなどでは、みりんを使うことで料理にツヤが出やすくなります。
見た目がおいしそうに仕上がるのは、家庭料理では意外と大きなポイントです。
同じ味でも、照りがあるだけで「ちゃんと作った感」が出ますよね。
本みりんにはアルコールが含まれており、加熱することで風味がなじみやすくなります。
ただし、すべてのみりんが同じではありません。
本みりん、みりん風調味料、みりんタイプ調味料では、原材料やアルコール分が異なります。
そのため、レシピ通りに作っているのに仕上がりが違うと感じるときは、使っているみりんの種類が影響していることもあります。
みりんは「甘くするためだけ」の調味料ではなく、料理全体の雰囲気を整える役割もあると考えるとわかりやすいです。
煮物や照り焼きで仕上がりに差が出やすい
みりんと砂糖の違いがわかりやすいのは、煮物や照り焼きです。
どちらも甘みを使う料理ですが、仕上がりの印象が少し変わります。
砂糖を使うと、甘辛い味がはっきり出やすくなります。
ごはんが進む味にしたいときや、こってりした味付けにしたいときには便利です。
一方で、みりんを使うと、味がやわらかくまとまりやすく、表面に照りも出やすくなります。
たとえば、鶏の照り焼きでは、砂糖だけでも甘辛く作れます。
でも、みりんを加えるとツヤが出て、見た目にも照り焼きらしさが出やすくなります。
煮物でも、砂糖だけだと甘さが少し強く感じることがあります。
みりんを使うと、甘みがなじみやすく、落ち着いた味に仕上がる場合があります。
もちろん、好みによって正解は変わります。
しっかり甘めが好きなら砂糖を少し使う。
まろやかでやさしい味にしたいならみりんを使う。
このように、料理の仕上がりをイメージして選ぶと失敗しにくくなります。
砂糖とみりんはどっちが太る?カロリーと糖質の考え方
みりんにも糖質やカロリーはある
「砂糖は太りそうだけど、みりんなら大丈夫」と思っている人もいるかもしれません。
たしかに、みりんは和食に使われることが多く、なんとなく体にやさしい印象があります。
でも、みりんにも糖質やカロリーはあります。
食品成分データベースでは、本みりん100gあたりのエネルギーは241kcal、炭水化物は43.2gです。
一方、上白糖100gあたりのエネルギーは391kcal、炭水化物は99.3gです。
この数字だけを見ると、同じ重さなら砂糖の方がカロリーも炭水化物も多いです。
ただし、料理では使う量が違います。
本みりんは液体なので大さじで入れることが多く、砂糖は小さじで少量ずつ入れることも多いです。
つまり、実際にどちらが太りやすいかは、調味料の種類だけでは決められません。
ここで大切なのは、みりんを悪者にしないことです。
みりんは料理をおいしくしてくれる便利な調味料です。
ただし、「砂糖より健康そうだから」と何杯も入れてしまうと、結果的に甘みが強くなりすぎることがあります。
ダイエット中は、砂糖を避けることだけに集中するより、みりん・砂糖・しょうゆ・油などを含めた全体のバランスを見ることが大切です。
「みりんなら太らない」は勘違いしやすいポイント
みりんは砂糖より自然なイメージがあるため、「みりんなら太らない」と思われがちです。
でも、これは少し注意したい考え方です。
太るかどうかは、調味料ひとつだけで決まるものではありません。
食事全体の量、主食の量、間食、運動量なども関係します。
みりんを使ったから太る、砂糖を使ったから必ず太る、という単純な話ではないのです。
ただ、みりんにも甘みがあるため、たくさん使えば甘い味付けになります。
甘辛い味はごはんが進みやすいので、結果的に食べる量が増えることもあります。
私も、甘めの煮物を作った日は、つい白ごはんをおかわりしたくなることがあります。
調味料よりも、むしろそのあとの食欲のほうが手ごわいかもしれません。
ダイエット中に意識したいのは、「みりんだから安心」と思い込まないことです。
みりんも砂糖も、使いすぎなければ料理の味方になります。
大切なのは、どちらを使うかより、甘みをどのくらい足すかです。
ダイエット中は小さじ・大さじ単位で使う量を意識する
ダイエット中にみりんや砂糖を使うなら、まずは量を見える形にするのがおすすめです。
目分量で入れると、思っているより多く使ってしまうことがあります。
特に液体のみりんは、ボトルからそのまま注ぐと「ちょっとだけ」のつもりが多めになりがちです。
料理に慣れている人ほど、感覚で入れてしまうこともありますよね。
最初は面倒でも、小さじや大さじで量ってみると、自分が普段どれくらい使っているのかがわかります。
それだけでも、味付けを見直すきっかけになります。
たとえば、いつも大さじ2入れているみりんを、大さじ1と少しにしてみる。
砂糖を小さじ2入れているなら、小さじ1にして味を見てみる。
急にゼロにする必要はありません。
甘みを少し控えても、だしやしょうが、ごま、酢などを使うと物足りなさを補えることがあります。
ダイエット中でも、おいしさを全部がまんする必要はありません。
みりんと砂糖は敵ではなく、量を決めて上手に使う調味料として考えると、続けやすくなります。
みりんに砂糖は入ってる?本みりんとみりん風調味料の違い
本みりんは米・米こうじ・焼酎などから作られる
「みりんに砂糖は入ってるの?」と気になる人は多いです。
まず、本みりんは一般的に、もち米、米こうじ、焼酎またはアルコールなどを原料にして作られます。
本みりんは酒類に分類される調味料で、商品によって原材料や製法に違いがあります。
そのため、本みりんは砂糖をそのまま加えて甘くしている調味料とは少し性質が違います。
本みりんの甘みは、原料が糖化・熟成する過程で生まれる糖分によるものです。
砂糖のようにツンとした甘さではなく、まろやかでやさしい甘みを感じやすいのはこのためです。
ただし、本みりんにはアルコールが含まれます。
料理に使うときは、加熱してアルコールを飛ばすと使いやすくなります。
煮物や照り焼きに入れる場合は、火を通す工程があるので使いやすいですね。
一方で、加熱しない料理に使うときは、アルコール感が残ることがあります。
その場合は、軽く煮切ってから使うと安心です。
「みりん=砂糖水のようなもの」と考えるより、甘みと風味を加える発酵系の調味料と考えるとわかりやすいです。
みりん風調味料には糖類や甘味料が使われることがある
スーパーで売られている「みりん」には、いくつか種類があります。
その中でも、みりん風調味料は、本みりんとは原材料やアルコール分が異なることがあります。
みりん風調味料には、糖類や甘味料、酸味料などが使われている商品もあります。
そのため、「みりんに砂糖は入ってる?」という疑問に対しては、商品によって答えが変わります。
本みりんなら、砂糖そのものが原材料に入っていない商品もあります。
でも、みりん風調味料には糖類が含まれていることがあります。
ここは少しややこしいところです。
私も以前は、棚に並んでいるものを全部まとめて「みりん」と思っていました。
値段が安いものを何気なく買ったあとで、原材料名を見て「あれ、これ本みりんとは違うんだ」と気づいたことがあります。
味に大きな不満があったわけではありませんが、照りや風味を重視したい料理では違いを感じる場面もありました。
普段使いなら、みりん風調味料でも便利です。
ただ、料理の仕上がりにこだわりたいときは、本みりんを選ぶと満足しやすいでしょう。
買うときは原材料名とアルコール分を確認する
みりんを選ぶときは、パッケージの表だけでなく、原材料名とアルコール分を見るのがおすすめです。
食品表示では、原材料は基本的に重量の割合が高いものから順に表示されます。
そのため、どのような原材料で作られているかを知るには、裏面の表示を見るのがいちばん確実です。
「本みりん」「みりん風調味料」「みりんタイプ調味料」など、似た名前の商品が並んでいるため、見た目だけでは違いがわかりにくいこともあります。
確認したいポイントは、主に次の3つです。
- 本みりんか、みりん風調味料か
- アルコール分があるか
- 糖類や甘味料が使われているか
本みりんはアルコールを含むため、加熱料理に向いています。
みりん風調味料はアルコール分が少ないものが多く、価格も手に取りやすい商品があります。
ただし、糖類で甘みを補っている場合もあるため、ダイエット中や糖質が気になる人は原材料を見ておくと安心です。
どちらが絶対に良い、悪いという話ではありません。
大切なのは、自分が何を重視するかです。
風味や照りを大切にしたいなら本みりん。
手軽さや価格を重視するならみりん風調味料。
このように考えると、売り場で迷いにくくなります。
みりんを砂糖だけで代用できる?失敗しない考え方
砂糖だけでも甘みの代用はできる
みりんがないとき、砂糖だけで代用できるのか気になりますよね。
結論からいうと、甘みを足すだけなら砂糖でも代用できます。
たとえば、煮物や炒め物で「少し甘さを加えたい」という目的なら、砂糖を少量入れることで味を整えられます。
家にみりんがないときでも、砂糖があればひとまず料理を進められるのは助かります。
ただし、砂糖はみりんより甘みを強く感じやすいです。
そのため、みりんと同じ量をそのまま砂糖に置き換えると、かなり甘くなることがあります。
目安としては、まず少なめに入れて味を見るのが安心です。
「あとから足す」はできますが、「入れすぎた甘さを戻す」のはなかなか大変です。
急いでいるときほど、砂糖をドサッと入れたくなりますが、ここは少しだけ慎重に。
料理は焦ると、なぜか調味料だけ勢いよく入ってしまうことがあります。
砂糖だけで代用するなら、最初は控えめにするのが失敗しにくいコツです。
砂糖だけでは照り・コク・風味が足りないことがある
砂糖だけでみりんの代用をすると、甘みは補えます。
ただし、みりんが持つ照りやコク、風味までは完全に再現しにくいです。
メーカー公式の案内でも、本みりんとまったく同じ調理効果が得られるわけではないとされています。
特に違いが出やすいのは、照り焼きや魚の煮付けです。
砂糖だけでも味はつきますが、見た目のツヤやまろやかさが少し物足りなく感じることがあります。
たとえば、鶏の照り焼きを砂糖としょうゆだけで作ると、甘辛い味にはなります。
でも、みりんを使ったときのようなつやっとした仕上がりにはなりにくい場合があります。
もちろん、家庭料理なので完璧でなくても大丈夫です。
おいしく食べられれば、それで十分な日もあります。
ただ、お弁当や来客用など、見た目も少し整えたいときは、砂糖だけの代用では差が出ることを知っておくと安心です。
みりんは単なる甘味料ではなく、料理の雰囲気を整える調味料です。
代用するときは、甘さだけでなく、仕上がりの違いも考えておくと失敗しにくくなります。
酒や水分を組み合わせるとみりんに近づけやすい
みりんを砂糖だけで代用するより、酒や水分を組み合わせると、みりんに近い使い方がしやすくなります。
たとえば、みりん大さじ1の代わりに、酒大さじ1に砂糖を少し加える方法があります。
料理サイトやメーカー公式情報でも、酒類と甘みのある調味料を組み合わせる方法が紹介されています。
ただし、料理酒には塩分が含まれている商品もあります。
料理酒を使う場合は、しょうゆや塩の量を少し控えめにして、味を見ながら調整すると安心です。
また、酒にもアルコールが含まれるため、料理に入れたらしっかり加熱することが大切です。
子どもが食べる料理や、アルコールが気になる場合は、加熱時間を意識してください。
酒がない場合は、砂糖と少量の水で甘みを調整する方法もあります。
ただし、この場合は風味やコクまでは補いにくいです。
代用の考え方としては、次のように覚えるとわかりやすいです。
- 甘みだけ足したいなら砂糖
- 風味も少し近づけたいなら酒+砂糖
- 水分量を調整したいなら水+砂糖
みりんがないからといって、料理をあきらめる必要はありません。
ただ、砂糖だけで完全に同じになるわけではないので、仕上がりの違いを知ったうえで使うと安心です。
料理別に見るみりんと砂糖の使い分け
煮物はみりんでまろやかに仕上げやすい
煮物を作るときは、みりんを使うと味がまろやかにまとまりやすくなります。
砂糖だけで甘みをつけると、甘さがはっきり出ます。
それはそれでおいしいのですが、具材によっては少し甘みが強く感じることもあります。
みりんを使うと、やさしい甘みになりやすく、しょうゆやだしともなじみやすいです。
特に、かぼちゃの煮物、肉じゃが、筑前煮のような家庭料理では、みりんの風味が合いやすいです。
私も肉じゃがを作るとき、砂糖を多めに入れてしまい、思ったより甘くなったことがあります。
家族は食べてくれましたが、自分では「ちょっとごはんのおかずというより、甘い煮物になったかも」と感じました。
それからは、砂糖を少なめにして、みりんで甘みを足すようにしています。
煮物は一度味が濃くなると戻しにくいので、最初は薄めに作るのが安心です。
みりんを使う場合も、入れすぎには注意しましょう。
照り焼きはみりんを使うとツヤが出やすい
照り焼きには、みりんがよく合います。
名前の通り、照り焼きは「照り」があるとおいしそうに見えます。
みりんを使うと、表面につやが出やすく、見た目もきれいに仕上がりやすいです。
鶏の照り焼き、ぶりの照り焼き、つくねなどは、みりんを使うと和食らしい甘辛さが出しやすくなります。
砂糖だけでも甘辛い味は作れます。
ただ、照りや風味を出したいなら、みりんを加える方が仕上がりに満足しやすいです。
照り焼きのたれを作るときは、しょうゆ、みりん、酒を基本にして、甘さが足りないときだけ砂糖を少し足す方法もあります。
このやり方だと、甘くなりすぎるのを防ぎやすいです。
照り焼きは火加減も大切です。
強火で一気に煮詰めると焦げやすいので、最後に少し煮絡めるくらいを意識すると失敗しにくくなります。
ツヤを出したい料理では、砂糖だけに頼らず、みりんを上手に使うとよいでしょう。
お菓子や甘辛い味付けは砂糖の方が調整しやすい
お菓子や、はっきりした甘辛い味付けには、砂糖の方が使いやすいことが多いです。
砂糖は甘みがわかりやすく、分量を調整しやすいからです。
たとえば、卵焼き、そぼろ、大学いも、すき焼き風の味付けなどは、砂糖を使うと味が決まりやすくなります。
お菓子作りでは、甘みだけでなく、食感や焼き色にも砂糖が関係することがあります。
そのため、レシピに砂糖と書かれているものを、安易にみりんへ置き換えるのはおすすめしません。
液体のみりんを入れると、水分量が変わって仕上がりに影響する場合があります。
一方で、みりんの甘みやコクを生かしたスイーツもあります。
ただし、その場合はみりんを使う前提で分量が組まれたレシピを参考にする方が安心です。
甘辛いおかずを作るときは、砂糖を使うと味がはっきりします。
「ごはんが進む味にしたい」というときには向いています。
ただし、砂糖は入れすぎると甘さが強くなります。
最初から多めに入れるのではなく、味を見ながら調整すると安心です。
料理ごとに向き不向きがあるので、みりんと砂糖を無理にどちらか一つに決める必要はありません。
みりんと砂糖を上手に使うための注意点
入れすぎるとどちらも甘くなりすぎる
みりんも砂糖も、入れすぎると料理が甘くなりすぎます。
当たり前のようですが、料理中は意外とやってしまいがちです。
特に、味見をしたときに「少し物足りない」と感じると、つい甘みを足したくなります。
でも、物足りなさの原因は甘みではなく、塩気やだし、酸味の場合もあります。
そこに砂糖やみりんを足しすぎると、全体のバランスが崩れてしまいます。
甘さが強くなると、しょうゆや味噌を追加したくなり、結果的に味が濃くなることもあります。
そうなると、健康面でも少し気になりますよね。
調味料を足す前には、まず少し味見をして、何が足りないのか考えると失敗しにくいです。
- 甘みが足りないのか
- 塩気が足りないのか
- だしの風味が弱いのか
- 煮詰め方が足りないのか
このあたりを見直すだけでも、調味料の使いすぎを防ぎやすくなります。
みりんと砂糖は便利ですが、主役ではなく味を整える脇役です。
少し控えめに使うくらいが、ちょうどよいことも多いです。
本みりんはアルコールを飛ばして使うと安心
本みりんにはアルコールが含まれています。
煮物や照り焼きのように加熱する料理では、調理中にアルコールが飛びやすくなります。
ただし、加熱すれば必ずアルコール分が完全にゼロになる、というわけではありません。
メーカー公式の案内でも、本みりんを加熱しないレシピで使う場合は、アルコールを飛ばしてから使うことがすすめられています。
子どもが食べる料理や、アルコールが気になる人がいる場合は、少し注意して使うと安心です。
本みりんを加熱せずに使いたいときは、先に軽く煮切る方法があります。
小鍋にみりんを入れて弱火で温め、アルコール分を飛ばしてから使う方法です。
電子レンジで加熱する場合もありますが、加熱しすぎや吹きこぼれには注意してください。
「みりんは調味料だからそのまま何にでも使える」と思いがちですが、本みりんはお酒に近い性質もあります。
もちろん、普段の加熱料理で必要以上に心配することはありません。
ただ、和え物やたれなどに使うときは、ひと手間かけると風味がやわらぎます。
少し面倒に見えますが、仕上がりがやさしくなるので、覚えておくと便利です。
健康を意識するなら調味料全体の量を見直す
健康を意識するなら、砂糖だけ、みりんだけを見るのではなく、調味料全体の量を見直すことが大切です。
「砂糖を減らしたから安心」と思っていても、みりんやしょうゆをたくさん使っていれば、味付け全体は濃くなります。
逆に、みりんを使わないようにしても、砂糖を多めに入れれば甘みは強くなります。
大切なのは、どちらかを悪者にすることではありません。
料理全体の味付けを少し軽くする意識です。
たとえば、次のような工夫があります。
- だしをしっかり使う
- しょうがやねぎで風味を足す
- 酢やレモンでさっぱり感を出す
- ごまやのりで香りを加える
こうした工夫をすると、砂糖やみりんを少し減らしても物足りなさを感じにくくなります。
私も、煮物にしょうがを少し入れるようにしたら、甘みを控えても味がぼやけにくくなりました。
「調味料を減らす=おいしくない」と思っていましたが、香りを足すと満足感が変わるのだと感じました。
無理に薄味にする必要はありません。
続けられる範囲で、少しずつ整えていくのがおすすめです。
まとめ|みりんと砂糖は目的に合わせて使い分けよう
おいしさ重視ならみりん、甘さ重視なら砂糖
みりんと砂糖は、どちらが絶対に良いというより、目的に合わせて使い分けるのがいちばんです。
料理にやさしい甘みや照り、コクを出したいときは、みりんが向いています。
煮物や照り焼き、魚の煮付けなど、和食らしい仕上がりにしたい料理では使いやすいです。
一方で、甘さをはっきり出したいときは砂糖が便利です。
卵焼き、そぼろ、甘辛い炒め物、お菓子作りなどでは、砂糖の方が味を調整しやすい場面があります。
大切なのは、「みりんと砂糖は同じもの」と考えないことです。
どちらも甘みを加える調味料ですが、料理の仕上がりに与える役割は少し違います。
迷ったときは、次のように考えると選びやすくなります。
- 照りやコクを出したいなら、みりん
- 甘さをしっかり出したいなら、砂糖
- 甘辛くしたいなら、両方を少しずつ使う
- 代用するときは、仕上がりの違いを理解して使う
料理は毎日のことなので、完璧を目指しすぎなくて大丈夫です。
まずはいつもの料理で、少しずつ使い分けてみてください。
太りやすさが気になるなら使う量を控えめにする
「砂糖とみりんはどっちが太る?」という疑問に対しては、どちらか一方だけを悪者にしないことが大切です。
砂糖にも、みりんにも、糖質やカロリーはあります。
同じ重さで比べると、上白糖の方が本みりんよりカロリーや炭水化物は多めです。
ただし、実際の料理では使う量が違うため、数字だけで単純に判断しない方が安心です。
みりんは体にやさしそうなイメージがありますが、たくさん使えば甘みもカロリーも増えます。
砂糖も、少量で味が決まる便利な調味料ですが、入れすぎれば甘さが強くなります。
つまり、太りやすさが気になるなら、「どちらを使うか」よりも「どのくらい使うか」を意識する方が現実的です。
特に、煮物や照り焼きは甘辛い味付けになりやすく、ごはんが進みます。
調味料そのものだけでなく、食事全体の量も合わせて考えると安心です。
ダイエット中は、いきなり砂糖やみりんをゼロにする必要はありません。
小さじや大さじで量を測り、いつもより少し控えめにするだけでも十分な一歩です。
だし、しょうが、酢、ごまなどを使えば、甘みを減らしても満足感を出しやすくなります。
無理なく続けられる味付けを見つけることが、いちばん大切です。
代用するときは味・照り・コクの違いに注意する
みりんがないときは、砂糖だけでも甘みの代用はできます。
ただし、砂糖だけではみりん特有の照りやコク、風味までは完全に再現しにくいです。
「甘くなればOK」という料理なら、砂糖を少し加えるだけでも十分な場合があります。
一方で、照り焼きや魚の煮付けのように、見た目のツヤやまろやかさが大切な料理では、砂糖だけだと少し物足りなく感じることもあります。
その場合は、酒と砂糖を組み合わせると、みりんに近い使い方がしやすくなります。
ただし、料理酒には塩分が含まれる商品もあるため、味見をしながら調整しましょう。
酒がない場合は、水と砂糖で甘みを調整する方法もありますが、風味はややシンプルになります。
代用するときのポイントは、最初から同じ量で置き換えないことです。
砂糖は甘みが強く出やすいので、少なめに入れて味を見ながら調整しましょう。
みりんも砂糖も、料理をおいしくしてくれる心強い調味料です。
どちらが正解かで悩みすぎるより、料理の目的に合わせて選ぶことが大切です。
甘み、照り、コク、太りやすさ、代用のしやすさ。
それぞれの違いを知っておけば、毎日の料理で迷う時間が少し減ります。
「今日は照りを出したいからみりん」「今日は甘さを決めたいから砂糖」と、気軽に使い分けてみてください。