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なぜ「南京町」なのか?神戸の異国情緒に秘められたストーリー。その名の由来と歴史の真実

神戸の街には、異国情緒あふれる魅力的なスポットが点在していますが、その中でも特に人々の心を惹きつけるのが「南京町」です。
ここは、歴史と文化が交錯する場所であり、色とりどりの中華料理や雑貨が並ぶ賑やかな商店街が広がっています。
南京町は、ただの観光地ではなく、訪れる人々に中国の伝統や神戸の歴史を体感させてくれる貴重なスポットです。

しかし、なぜ神戸には「南京町」と呼ばれる場所が存在するのでしょうか?
その名称の由来や、歴史的背景には意外なストーリーが隠されています。

今回は、南京町の魅力とその不思議な歴史について深く掘り下げていきます。
あなたもこの特別な場所を訪れる前に、少しその歴史を知っておくことで、観光がさらに充実したものになることでしょう。
さあ、南京町の魅力を一緒に探求してみませんか?

南京町とは?

神戸市の観光名所の一つである南京町(なんきんまち)は、横浜中華街や長崎新地中華街と並び、日本三大中華街の一つとして知られています。
このエリアは、JR・阪神元町駅の南側に位置し、元町商店街のさらに南に広がっています。

神戸市中央区元町通1・2丁目、栄町通1・2丁目を含み、東西約270メートル、南北約110メートルの範囲には、100を超える店舗が並び、異国情緒あふれる雰囲気を楽しむことができます。

南京町の誕生

この南京町が誕生したのは、神戸開港の直後のことです。

1868年(慶応3年)、神戸が開港されると、欧米人が日本に訪れるようになり、外国人居留地に移り住むことが認められました。
この地域では、アメリカやイギリス、オランダなどの条約締結国の人々が居住と営業を行うことができ、土地は入札によって永代借地権が購入されていました。
その際、中国人も多くやって来たのですが、中国人はアメリカ人やイギリス人など西洋人の料理人や使用人として神戸にやって来ました。

南京町の名称の由来

当時、日本は清国(現在の中国)と修好条約を結んでいなかったため、中国人は居留地の西側にある雑居地に住み、店舗を構えるようになりました。
多くの中国人が集まるこの地域は、次第に「南京町」と呼ばれるようになりました。

この名称は、中国の南京地方から来た人々によるものではなく、江戸時代に長崎に住んでいた中国人を「南京さん」と呼んだことに由来しています。

神戸と横浜の呼び名の違い

神戸が「南京町」と呼ばれる理由は、横浜の「中華街」とは異なります。
横浜の地域もかつて「南京街」と呼ばれていましたが、その「南京」という名称は中国の地名であり、適切ではないと判断され「横浜中華街」に改名されました。神戸でも呼び名の変更が試みられましたが、すでに定着していたため、そのまま残されました。

神戸が「南京町」と呼ばれる理由は、横浜の「中華街」とは異なります。
実は、横浜もかつて「南京街」と呼ばれる地域がありましたが、その呼び名は中国の地名であり、横浜には中国各地から移り住んだ人々が多くいたため、適切ではないと判断され、現在の「横浜中華街」に改名されました。

一方、神戸の南京町も、何度か呼び名を変更しようという意見が出ましたが、すでに広く知られる名称であったため、そのまま残されました。

戦争による衰退

1935年(昭和10年)ごろまでは、中華料理店や雑貨店が多く立ち並び、賑わいを見せていましたが、太平洋戦争の勃発に伴い、多くの店が閉店を余儀なくされました。
さらに、1945年(昭和20年)の神戸大空襲によって、南京町は一気に衰退してしまいました。

再生への取り組み

その後、南京町一帯が神戸市の区画整理事業の対象となったことを契機に、地元の商店主たちが1977年(昭和52年)に南京町商店街振興組合を設立しました。
彼らはかつての繁栄を取り戻すため、中華街としての町づくりを開始しました。
南楼門や長安門といった中国にちなんだシンボルが建設され、名称も「南京町」と統一されました。
また、『三国志』に登場する英雄・関羽を祀る「関帝廟(かんていびょう)」も近くに設けられ、中国文化を象徴する存在となっています。

現在の南京町

現在の南京町は、振興組合が管理する商店街として、地元の人々に愛され続けています。
南京町は、観光客にとって魅力的なスポットだけでなく、地元の文化や歴史を感じられる場所でもあります。
訪れることで、中華料理を楽しんだり、さまざまな雑貨を手に入れたりすることができ、また、イベントが開催されることも多く、賑やかな雰囲気を味わうことができます。
特に春節(旧正月)には、華やかな祭りが行われ、多くの人々が集まるため、活気に満ちた空間が広がります。

アクセス

電車を利用する場合

新幹線「新神戸駅」より、地下鉄山手線「県庁前駅」下車、徒歩約7分。
新幹線「新神戸駅」からタクシーで約10分。
JR神戸線・阪神電車「元町駅」下車、徒歩約5分。
阪急「神戸三宮駅」下車、西口から徒歩約10分。
地下鉄海岸線「旧居留地・大丸前駅」下車、徒歩約2分。
シティプールバス「南京町東口(元町商店街)」または「南京町南口」で下車、すぐ。

車を利用する場合

南京町内には車両は進入できません。

阪神高速道路利用の経路
「京橋IC」を降り、突き当りの三叉路(信号なし)を右折、さらにその先の突き当り(「京橋南詰」三叉路)を右折、国道2号線「京橋」交差点を左折して、西へ。
歩道橋のある「メリケン波止場前」交差点を右折、メリケンロードに入ります。
そのまま北上すれば右側に大丸神戸店、左側に南京町があります。

乗用車の駐車場

南京町には固有の駐車場はありません。
周辺の有料駐車場をご利用ください。
※南京町の南に隣接する東西の道路(栄町通)にはコインパーキングが集中しており、パーキングチケットもあります。

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まとめ

南京町は、神戸市にある日本三大中華街の一つとして、訪れる人々に独自の魅力を提供する場所です。
1868年の神戸開港以来、異国の文化が色濃く息づくこのエリアは、中国人コミュニティの歴史や神戸の多様性を象徴しています。
南京町の名称の由来や、戦争による衰退、そして再生への取り組みは、地域の人々の努力と情熱を物語っています。

観光客にとっては、中華料理や雑貨を楽しむことができる賑やかな商店街であるだけでなく、地元の文化や歴史を感じることができる貴重なスポットでもあります。
春節などのイベントでは、さらに多くの人々が集まり、活気ある雰囲気が広がります。

このように、南京町はただの観光地ではなく、歴史と文化が交錯する場所として、多くの人々に愛され続けています。
次回神戸を訪れる際には、ぜひ南京町を散策し、その魅力を直接体験してみてください。
新たな発見と素晴らしい思い出が待っていることでしょう。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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